――よかった・・・。3時限目は私の得意な体育だった。
でも・・・、まだ小山には謝りきれていない・・・。
すまんのぉ・・・。小山・・・。
本当にすまんのぉ・・・。
こんな私ばっかりに・・・・・・・。
小山~~~~~~~~~~~~~!!!!
「小泉さん!次小泉さんよ!」
「ハイ?」
目の前を見ると砂場が・・・。
あ・・・・・・・・・。
そっか、体育のじかんか・・・。
リレ―だっけ?
バスケだっけ??
あ、そうか、猿鳶先生のクラスと共同授業なのか・・・。
つー事は、走り幅跳び??
走って飛ぶの?
走って跳んじゃうの??
先生も飛んじゃってる・・・。
今までに見たことないような顔だぁ・・・
今日初めて会ったんだけどね・・・。
アル意味怖いんだけど・・・。
よだれ垂れてますよ~~~??
先生・・・。
猿鳶先生の力ってすごいなぁ・・・
あんな先生が顔するなんて・・・
猿鳶先生。 私のクラスにきませんか??
あなたは私の命の恩人ですぅ・・・
これで宿題倍増はまぬがれたわ・・・。
「小泉さん!チョッと早くしてくんない?」
記録付け係の仲原さんが怒り気味に言ってきた・・・。
「あ・・・、ハイ。すんません。」