――人生のパズルはいったいいくつのピースでできているんだろう・・・。


――数え切れないほどのピース・・・。

――時間・・・。人・・・、人・・・。




私は、今までいくつのピースを拾ってこれたかな?
どこまでできたかな?


未完成のパズルのような心をのぞくと・・・


――やっぱり・・・。

   真っ白・・・。


みんなとは何かが違う。何かが足りない。

何もなくて、殺風景な心。
  
みんなは、輝くほどに赤やピンクで埋まっているのに・・・

  
白いところなんか目立たないぐらいなのに・・・

私は??
どこを見ても何もない・・・。
  
私は今まで何をしてきた?
手に入れた??感じた??
   
なにもない・・・。まったくなにもない・・・。


ぽっかりあいたパズルの板は・・・
時のピースを求めて私の片手に・・・

ぽっかりあいた私の心は・・・
生きている喜びを求めて私の胸に・・・

まあ、いまさらショックでもなんでもないけど?
・・・って強がって見たり・・・