実際、今まで、こんなに色々な話を、した友



達はいなかった。




兄貴の事を話したのも、”おち”が初めてだ


った。




”おち”は、こう答えてくれた。




「俺は、大地の性格いいと思うよ。



まっすぐで、一生懸命でひょうきんなのも、



場を盛り上げようという、周りに対する思い



やりからだし。




皆が、笑ってるの好きなんだろ?




お前の兄貴の事は、知らないけど・・



大地は、無理せず、大地のままで・・・



いいと思うよ。」





考えながら、ぽつぽつ話す”おち”の言葉に



今までの悩みが、少しづつとけていくように



感じた。