ほとんど一人で、こわばった緊張した


面持ちの暗い目をした”おち”の姿


は、あの夢の中の笑顔の少年と対照的で・・


俺は、胸が詰まった。




中に一枚、たぶん菊江さんだろう。


働き者そうな気の良い笑顔のおばさん


がいた。



そして、横には笑顔の”おち”がいた。



そして、その顔は、昨日見たあの少年によく

似ていた。