”あ、聞いたことある。



 ソウルメイト 

  -soul mate-?”


 
 魂の仲間
 



俺は、遠い記憶を探した。





そして、冷たい家庭の中に生きる小さな子供への



愛情のこもったメッセージを残して・・




菊江さんは、2年後に亡くなった。





当時は、意味が分らなかったけれど、厳しい



現実の中、生きていく”おち”にとって菊江



さんの言葉は、ずっと心の支えになっている



らしかった。