「そういえば、お前、美術部だったもんな。 顧問の先生も才能あるって言ってたし。」 その右隣には、白いペガサスが夜空を飛ん でいる幻想的な絵もあった。 「こっちも、お前が描いたの?」 振り返ると、”おち”は、なぜか黙りこんで しまった。