「じゃ、じゃあ、天野」 山崎は、驚いていた。 俺の仲間も、ビックリして「お前、体育も点 ないのか?」 と心配してくれていた。 その日から、まるで天敵から、生まれたての ひなを守る母鳥の様な、本当に妙な心境にな った。