それでも兄貴に、憧れて猛勉強の末、 同じこの有名高に入学した。 そして、中学時代と同じクラブに入部した 俺は、キャプテンだった兄貴の弟として、 目いっぱい頑張った。 あれは、1年ながら、出ることができた大事 な試合の時。 接戦の結果、最後の俺のミスによって、負 けてしまった。 落ち込んだ俺に、皆、「気にするな」 と励ましてくれたけど・・・