「うっわぁ!!」 まるで、幽霊でも見たような俺の慌てぶりに あいつは、メガネいっぱいのまん丸目玉に なって、それから笑った。 笑った顔を、初めて見た。 笑うと感じいいじゃんか いつもそうしてれば、いいのに・・ とちらっと思った。 熟睡したと思った程、寝てなかった様で、 30分程経ったくらいだった。