グォウッ~~~~~~ツ!! 二戸 梨杏のお腹の音。 お腹の音とは思えないような強烈な音。 二戸 梨杏がソファーの上へぐったりと倒れるように横たわり空腹のお腹を何度かさする。 「私、お腹がすいた…。空腹のお腹よ、そちは何が食べたいのか、はよう申せ?」 半べそ顔の二戸 梨杏。 ここでしっかりとエネルギーの補給をしておかないと、明日の夜まで体がもたない――。