「ふ、ふ、ふ~ん♪あぁ、いい気分!あの馬鹿娘はいないし、安心してくらせ…る?」

義母さんがガチャリとドアが鳴ったオトがしたのに驚き、ドアを見ると、そこには紅が立っていました。

「お前…」

『ただいま、義母さん!お花摘んできたよ!』

「はぁ?」

『今日は楽しかった♪狼やイタチに会ったよ!』

「お前…パンはどうした?」

『もちろん、おばあちゃんにあげたよ。』

紅はニコリと笑うと足取り軽く、自分の部屋へ戻っていきました。

終わり。