一応あたしはゆうちゃんに別れの理由を訪ねた。
ちょっと長文になってしまったメールで。

しかしゆうちゃんからの返事はなかった。
その日も、その次の日も、ずっと。

あたしはむなしくなった。
ああ…きっとゆうちゃんも適当な気持ちだったんだ。
何ふられてんだ?あたし。

紹介の恋愛なんて,やっぱあたしには向いてないみたい。
恋愛なんて…やっぱあたしにはできないのかな。

あたしはゆうちゃんにふられた悲しさより,恋愛に対するむなしさや呆れで,涙が自然と出てきた。

ゆうちゃんにふられて泣いていると思った友達たちが,一生懸命慰めてくれた。

でも…ごめんなさい。

あたし,みんなが思っているような理由で泣いてるわけじゃない。


とってもズルい理由で泣いているのだ。