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あの日

余命1年といわれて

わたしにはほんのわずかなことしかできなくなった

歩くことも

走ることも

文字を書くことも

ついには

喋ることも・・・・

でも,わたしが最後までできたのは

あなたを愛すること

ただそれだけのことだったけど

わたしは

とても,とても,とても,とても

幸せでした。
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死にたい。死にたい。死にたい。

そんなわたしを救ってくれたのは

オブラートのように

私の事をやさしく包んでくれた

あなたでした
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わたしとあなたの距離は

20cm

近いようで遠いこの距離の

あいだは

いつも

あの子が独り占め
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あの日交わした約束は

わたしの心にのこっていても

今はあなたの心にはのこっていない

でも

絶対わたしの手で

あなたの記憶をよみがえらせてあげるから

また

幸せな日々にしてあがるから

待っててね
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