「んじゃ、自己紹介していこっか♪」


蛍が仕切る。




結局、強引な蛍に無理矢理つれてこられて、現在カラオケボックスの中…。





「水口蛍でーすっ2-A所属! よろしくね」


「よろしく蛍ちゃん! 俺は大和と同じクラスで2-Cの津川大輔(ツガワダイスケ)! 二人ともよろしくね~」


明らかにチャラそうな奴があいさつした。




てか、何でこんな下級男子の相手しなきゃならないの!?


この私が!!



「ほら葵も自己紹介っ」


「……寂光院葵」


「葵ちゃんよろしく!」


何でこんな奴に馴れ馴れしく「葵ちゃん」なんて呼ばれなくちゃいけないの?




でも蛍の知り合いらしいし文句は言えない…。


「んじゃ、あたし歌うねー」



楽しそうな蛍は早速曲を入れて歌いだした。



すると、
一人で腕と足を組んでる大和とかいう奴をほっといて、
大輔?が寄ってきた。