放課後になった時。


私が会いに来た大和と廊下で話してる間にケンカが起きたらしい。



蛍と大輔が話していたら、大輔の携帯が鳴った。



蛍が「出ていいよ」って言ったから、大輔は電話に出た。




「もしもーし」


『あ、大輔? アンタ明日誕生日でしょ。何がいい?』


聞こえて来たのは女の子の声。



「あ? んなの何でもいーよ」


『じゃあ適当に買っとく。明日大輔んち行くねー』


「おー。待っとく」


『忘れないでよ? じゃあね』



という会話だった。