「え、やま…ん」


話してるうちに口をふさがれて息苦しい…。



大和の胸をドンドンたたいても余計に角度を変えて深くなっていく。


心臓壊れそう!!



「んん…ふ」


挙句変な声出るしっ…。


足ががくがく震えてるのが分かる。



酸素がたりなくなって大和の背中にしがみつくと、音をたてて大和が唇を離した。


「…っはぁっ」


「バクバクした?」


「…いじわる」

涼しい顔でそんなことを言う大和をにらんだ。


でもしゃべる余裕はなくて、とりあえずこくこくうなずく。



私だけ死にそうになるなんて、悔しい!



負けず嫌いな私は大和の胸倉をつかんで、気付くと自分からキスしてた。