「…勝手にしろ」


勝手にしろっつー事はついてっていいんだよな?

聞いたら断られそうだし…


取り合えず着いていこう


「で、その方法なんだがな…」


アニスは腰につけてるポシェットから小さな丸い透けるように綺麗なパープルの石を取り出した


「これはストーン。アニュメントは生まれる時に自分の能力を固めストーンを作る。このストーンはそいつの能力その物だから自分に合えば使う事も可能だ。だが、それは能力ストーンに込められた分しか使えない。」


「それはいくつでも作れるのか?」


「ああ。込める力の大きさによりストーンの大きさも変わる。能力は石にしたことで減少はしない。だが体力をかなり消費するから連続でするのはオススメしない。これはやる」


アニスはパープルのストーンを投げてきた

「これはアニスの能力ストーンか?」


「いや、それはラミレスのだ」