そう言うサチの目には優しさと真剣さが含んである。


素直に?
謝れる?


大丈夫。


ちゃんと辰弥に気持ちを伝える。


だって、


「うん!!」


「よし!!いこうか!!」


だってこんなにも辰弥の事が好きなんだもん!!


こんな意地の張り合いの喧嘩なんかで別れたくなんかない。