「じゃあ、いくか」

「うん」

手を差し出すと、いつも繋いでるのに少し顔を赤らめて手を出すココ。

やべぇ・・・

超可愛い。

一番癒される。

「翔先輩、あの・・・暗くなってきたので送ってくれませんか?」

「お前なぁ・・・いい加減に」

「いいよ」

「えっ」

「だって、女の子なんだから危ないよ」

本当にココは優しすぎる。

そして、こいつはあつかましすぎる。

「じゃあ、行くぞ」

わざとココと手を繋いだまま、行く。

「ココ最近小説はどうだ?」

「ん、順調」

「そっか よかった」

「うん ありがと」

「翔先輩、」

「・・・」

「翔先輩、」

「・・」

「翔!!返事してあげなよ」