そこに、興味津々な顔をしてカリンがやって来る。

 「さっきの何なんですか?」

 「?あれ?あれは…」


話の途中でルイが割って入った。

 「矢だよな?」

 「えぇ。よく知ってるね。」


 「あの矢は霊を清める物だよな?」

 「そこまで知ってるなんて、すごいじゃない。」


 「霊?」

その言葉に反応したカリン。

 「えぇ。霊がこの辺りをうろついてるって聞いたから。」


 「あんたハンターか?」


 「まぁそう言うとそうなのかな。ここじゃあ何だからこっちに来て。」

そう言って彼女は歩いていった。

それに着いていく事にした3人。


行く先はわからないが、彼女は悪い奴ではないようにみえる。



歩きながら、彼女は話しだす。

 「私はマイ。」

その言葉に、3人も名前を言った。

 「俺はルイだ。」
 「私はカリンです。」
 「俺はイワンや。」

そんな会話をしながら、マイに連れてこられ場所は…


この町で一際大きくそびえ建つ建物であった。