あれから3人は町を一周したんじゃないかと思うほど、歩き回っていた。


だが、未だに誰とも会う事はない。


少し不審に思い出した3人。

そんな3人の元に…



 「避けてー!!」

誰かの叫ぶ声。
3人は辺りを見回す。


 「?…!?カリン!」

 「!」

何かに気づいたルイは、カリンを引き寄せ、しゃがませた。


 「何や…?」

だがイワンだけは、何が起こっているのか理解できておらず、まだ辺りを見回していた。



 「…!」

何かに気づいたイワン。


だが、遅かった。



      ドン!!