隣の町にはすぐに着いた。

さほど離れていなかったようだ。


 「!町!」

 「?本当だな。」

何気ない2人の会話。


それにつっこむように言うイワン。

 「あんたら喜びすぎやで。」

そんなイワンの言葉に、逆につっこむルイ。

 「イワン、あんたらはよせよ。」

 「?俺そう言っとったか?」

イワンは気づいていなかったようだ。


 「えぇ。会った時からずっと。」

 「すまへんな。気ぃつけるわ。」

そんな話をしながら3人は町へと踏み入れた。



とても綺麗な、整った町へと…