顔を伏せるルイ達3人。

3人の気持ちなど知る訳もなく、はじける笑顔で近づいてくる者。

 「何話してるの?」

幼さの残る整った顔…その顔が、3人の目の前に現れた。

 「…!いや…」

少し反応が遅れ、ルイは言う。

目の前にある、はじける笑顔。
それが今にも、目の前から消えてしまいそうで、怖くて、更に胸を締め付けられた…


 「みんな、変なの…」

顔を伏せたままの3人を見て、カリンは言うのだった…


消えないでほしい…この願いが叶うなら、どんな事でもできる気がする…

目の前の彼女の為なら、なんだって…


だから、ずっとずっと、側で、笑ってて欲しい…



ずっとずっと…側で…