町を歩く4人の旅人。

辺りを見回し、何かを探しているようだ。


この町は、砂漠の中と言うことで、人々は少なく、旅人の休憩所として使われているような場所どある。

町の人々は心優しく、すれ違う度にニコヤカに頭を下げる。

4人はその度に頭を下げていた。



随分探しただろう。
辺りは暗闇が覆い尽くそうとしていた。

もう間もなく夜が訪れる。

4人は宿を探すことにした。
暗闇となると、自分達の方が不利になるからだ。