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結局来ちゃったし。

今日はもうここには

来ないつもりだったのに。

重い足取りでドアを開ける

ーーーーーガラッ

『失礼しまーす』

あれ?

先生は…?

『あの、来ましたけど…』

そういうと奥の方から先生が出てきた。

「やっと来ましたか」

え?悩んでる時間そんなに長かったかなぁ?

「この資料、運ぶの手伝ってくれませんか?」

平然と先生は言う。

『え…なんでわたしが?』

「なんでって、清水さんが理科係だからですよ?」

ーーーーーーーズキン

あ、忘れてた。

私…ああそっか、私が理科係だから

先生はここに呼んだだけだったんだ

ーーーーーーーズキン

あれ?なんだろ…なんか苦しい。

昨日は優希って呼んでくれたのに

今日は距離が遠くなったきがする。

私、うぬぼれてたのかな

先生に下に名前で呼ばれて

私だけに素顔をみせてくれたから

特別に思われてるんじゃないかって

私、かんちがいしてた。

ーーーーーーーーズキン

「…清水さん?」

先生、この気持ち、何?

こんな気持ち、初めてだよ?

これって…

私。

先生のこと



好きになちゃってたんだ



こんな気持ち知りたくなかったよ