「優希…?」

『はい…』


……んん?!
つい返事しちゃったけど、今

下の名前で呼ばなかった?

気のせい?!


「すごい心臓ドキドキ言ってるな?」


……?!///

先生はさっきよりもきつく
抱きしめてきた。

恥ずかしいよーーーー!!

今きっと私顔赤いんだろうな…

ってか私、なんでこんなにドキドキしてるの?

私、なにかおかしくなったのかな…?
それともこれって

世に言う恋ってやつぅ?

そんなはず、ないよね…
相手は先生だもん。


「どうした?眉間にしわよってるぞ?」

『えっ、ウソ…』


あわてて手で触ろうとすると
その手をつかまれた。

そして、私の手を自分の口元にもっていくと、

ちゅっ…っと軽くキスをした。