『あの…沖田先生??』

なにも言ってくれないぃ!

あっ!そうだ!


『な、なんで私だけなんですか?』

ずっと気になってたことを聞く。

ほかの人でもいいと思うんだけど…

ほかの子の方が呼びやすかったんじゃ?
みんな先生のところ行ってたし。


沖田先生はいったん離れて

「それ聞く?」なんて言ってるけど


私は答えが聞きたくて

沖田先生の目をまじまじと見た。


「……んな目で見んな。」


『…?』


頭に??が浮かんだのもつかの間、


すぐに先生に抱きしめられた。


「こーしたくなるだろ?」


『えっ…せ、先生?!』


強い力で抱きしめられて身動きがとれない。

な、なんで私抱きしめられてんの?

先生も、なんで私を抱きしめてるの?



でも何だろ……おちついてきた。