昨日の夜は
全然眠れなかった。
先生のことが頭から離れない
放課後の呼び出しも無視して
自分の気持ちから逃げようとした
だけど、全然頭から離れてくれない。
諦めようとおもっても
優しい先生の顔が頭をよぎる。
先生と生徒だから
大人と子供だから
年が7歳も離れてるから
こんな恋をしちゃいけない理由なら
いくつもでてくる。
いつの間にかこんなに好きになってた
そんなの先生笑っちゃうでしょ?
きっとみんなも馬鹿にするはず。
あんなことされたぐらいで
好きになるなんて
ほんと私馬鹿だよね
先生と生徒…
ドラマみたいに上手くいく訳がない
私に、恋はむいてないみたい
初恋は、こんなので終わるんだ
ーーーーーーーーポタッ
「優希?どうした?どっか痛い?」
『アヤ…ちゃん』
「なんで泣いてるの?」
え?あれ?
私、泣いてる…?
目元に手を当ててみた。
ほんとだ。無意識に泣いてたんだ。
…痛い。胸の奥がギューってなる。
好き…
先生が好き…
私、諦めるなんて器用なことできないよ
『ごめ、保健室行って来る』