連れられてきた保健室には先生はいなかった



「椅子座って?腕腫れてるから冷やすね。」




さっき強く握られた腕が赤く腫れていた




「あの…。」



「んー?」



「ありがとうございました。」



「気にしないで?僕は君が困ってたから助けたんだ。」



そう言って私の顔を見てにっこり笑った




手際良く手当てをしてもった



「じゃあ私これで!」



そう言った瞬間私の体が浮いた




「え?」




気づけばベッドに投げられた私