「ついて来て損はねーしおいでよ?」




「じゃあ俺付いて行こうかなー。」




え?




どこからか分からないけど声がした




「おい!菊池だ逃げろ!」




怖くて目を瞑っていた私
目を開けるとさっきの男子生徒たちが廊下に倒れ込んでいた




「君、大丈夫?」




「あ、はい。私大丈夫れす…」




れすって…
舌が回ってない



「一応保健室行こうか。」



「はい…。」



誰だろう
この人……