私は、あれから2日程部活を休んだ。
直哉にもエリカにもタカヤ君にも会いたくないというのが本音だったから。
今日も休みはしないけど、遅く行こう。
そう考えてわざと遅く起きてわざとゆっくり支度をした。
お母さんに急かされながら、やっぱり何だかんだでいつもよりもかなり遅い時間に家を出た。
もしかしたら、みんないないかも。
直哉の気まぐれで午前中で部活終わりなんてこともあるから。
「ハァ」
私は自転車をとめて、その重い足を部室へと無理矢理動かした。
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