神崎先生は私の担当医で、腕が良いって有名みたい。
しかも、先生は背も高いし、顔だってバランスがとれてる。文句無しのイケメンん。
だから、神崎先生の周りにはいっっもハイエナ(女)達が集ってる。

「ははっ。その時はオレが人工呼吸してあげるから大丈夫だよ」

多分、私のカルテであろう物を見ながら、さらっと言うこの男。

「キモ!!」

パタンと今まで見ていた物を閉じると「はい!胸の音聴くね~」って、診器に耳を当て私の心音を聞き始める。

「私の事無視しないでよ」

「うん!異常なし。今日も元気、元気♪」

こいつ、絶対にわざとだ…