外はもう真っ暗だった。



『俺トイレ行ってくる。』



そう行って、峻稀は



コンビニにバイクをとめた。



〈ねぇ〜。歳いくつ?
かわいい〜。俺達と遊ぼうよ!〉



知らない不良に手を捕まれて



バイクから降ろされた。



「やめて!離して!」



〈いいじゃん、少しだけだからさ!〉



「イヤだ!離してよ!」



私は必死に抵抗していた。



〈少しおとなしくしろよ!〉



男の拳が目の前まで近づいてきた時、



『女に手あげるなんて
最低な男だな。』



〈あ?〉



『しかも、人の女なんですけど。』



〈グダグダ言ってんじゃねーよ!〉