「ただいまぁ」 「おかえり〜涼子」 キッチンから顔をだして毎日アタシをペットとして迎え入れてくれるジョージ。 コレが一番の幸せなのよ。 「どうかした?」 「ううん、何でもない!それより、アタシも作っていい?」 「もちろん、でも珍しいな。涼子が自ら料理をしたがるなんて、やっぱり何かあった?」 「何も無いよ?」 「ならいいけど」 そう言いながらアタシに指示してくれる。