…ちゅ




「なっ!なにを…!」




ミサちゃんが突然ほっぺにキスをしてきた。



顔が熱くなる。






2人だけしかいない帰り道。そのはずだった。誰かに見られてないか周りを見渡すと…



「……あ。見ちゃった。」



知らない女の子がいた。
最悪だ。







「…ごめんなさい。でも女の子泣かせちゃだめだよ!」




女の子はそれだけ言って立ち去った。





「僕どうしたらいいんだよ。」



思わずため息がでる。