「え...?今なんて...」

その日の夜。
いつものように
苦しいけど楽しい
部活を終え帰宅し、
TVを見ていたとき
のことだった。

「ちょっ、待って、意味不w」

あたしわ
耳を疑い、
もう一度
ままに聞き
直した。

「ごめんね、本当に...


転勤なの。福田に。」

え?は?何?
意味わからん。
ごめんね..転勤..福田..
ままの言葉が
何度も頭んなかを
リピった。

「あ、そなんだ。」

ままに心配
かけまいと
平然を装った
けど動揺を
隠しきれなかった。

福田ってどこよ?
もう南中のバスケ部
とわおさらばなの?
あたしの生活、
また変わっちゃうの..?

その夜わ
右向いても
左向いても
部活で疲れてる
はずなのに
全然眠れなかった。