『お前は俺の奴隷だろ!?』
アタシは暗い闇の中に一人ぽつんと立っていた。

『ふざけんなよ!?援交女!!』
ヤメテ……

『汚れてるくせによ!!』

ヤメテ……

『てめぇなんかこの世にいらねぇんだよ!!!』

ヤメテ……!!!



―バッ!―
アタシはとっさに目を覚ました。
「はぁ…はぁ…」
アタシは汗をぬぐって携帯を開いた。
午後4時半。
アラームを設定した時間より30分も早いが、アタシはベッドから降りて準備にとりかかった。