私はその日、りゅう君と２人きりで残ったということがうれしい気持ちと、りゅう君のことが好きなのを認めたくない気持ちがぶつかりあっていた
こんな気持ちのまま気持ちよく眠れる訳がなく、次の日は寝坊し、いつもと少し遅れた時間、憂鬱な気分での登校となった。
登校中、なにやら私がいる反対方向からくる、歩き方に癖があって、見たことのある袋を持っている男子が歩いている…
私は人目見て、りゅう君だとわかった…。
りゅう君も私に気づき、顔を少し下に向けて歩いていた
私が
おはよー！
って言うと
おはようございます～
って言ってくれる
でも、りゅう君からはあんまり話してくれない…
りゅう君は私のことどう思ってるのかな…?
