入学した学校は、あまり素行が良くない学校で気付いたときには遅くて。

喧嘩は日常。

揉め事も日常。

友達が欲しくて仲良くなりたいのに全然作れない。

話しかけても一言二言で終わって仲良くなる隙もない。

1人虚しく空き教室の窓から仲良く話している人たちを恨めしそう眺める。

たとえそれが、喧嘩でも松橋にとっては羨ましいのだ。