「制服とか顔覚えてないのか?」

二人の空気を悪いながら目を逸らしながら真山は口を開いた。

「わりぃ、暗くてわからなかった」

「役立たずの駄犬だな」

祥太は、先ほどの甘ったるいものを見せつけられ苛々させられ悪態をついた。

「いっぺん絞めんぞ」

ぎゃあぎゃあ!と忍も参加して伊崎をイジっている。

「祥太」