俺の言葉に足を止めて、俺達の方へ振り向いた。

ダルそうに天井へ仰いで、「あー」とか「うー」とか唸ってから、こちらに目を向けた。

「お前が思ってる以上に強ぇぞ」

嘘やけどなー。とケタケタと笑った。

「授業出ろよ」と一言付け足して踵を返していった。

読み取れねぇやつ。

昨日だって実際、どうなったのかも謎のままだ。

「気に食わねぇ…」



●…end………?……●