「そうっすよ!祥太さんキレたら、すんげぇこえーですから」

忍は両手にスーパー袋を持って篠原は、と言うと、いっぱいにお菓子を口の中にふくんでいた。

「はいはい。
勝手な行動しない!いい?」

3人は、消え入りそうな声で返事をした。

「何か、篠原んとこって…」

幼稚園みたいだ。と頭に浮かぶが栗山は心の中にしまった。

「いいなぁ」

真山は、友達という友達がいなかった。

「真山ぁ!?」