「ミーンミンミンミン」


必死に鳴くセミの鳴きごえがなり響く。


そして耳元では水の流れる音がさらっときこえる。


ゆうじはゆっくりと目を開けた。
少し夢を見ていたようだ。
夢の内容は覚えてないが、
なんだかまだみていたい夢だったらしく目覚めはあまりよくない。


「はぁ〜」
少し痛いあたまを押さえながら大きな欠伸をする。