「うわっ」




洗面台に立って




見た私の目。





昨日泣いたせいで





目が、いつもの半分しかなかった。






「こんなんじゃ学校いけないよ~~っ」





「何言ってんの、それでも行くのよっ」





「ええ~」




「アンタ馬鹿なんだから、学校くらいちゃんと行ってよね~」




「うっ」




ため息まじりに言ったお母さんの言葉に





何も言い返せなくて、





仕方なく学校に向かった。