校門で下を向いて待っていた。


「あ、…佐々木…さん?」


「あっ雄貴くん!」


「あれ、しんと寧々は?」


「なんか先にコンビニ行ってるって…」


「まじかよ…しんが今日家来いって言ったくせに…」

ため息混じりで雄貴くんが言う。


ごめんね…。
あたしとなんか帰りたくないよね…。