「…ねぇ、かなめ?…しよ?」



うざったいほど甘い声を出してくる。



…しかたねぇな。



俺はそいつをベッドの上に押し倒し、キスをした。



なんとも思わねぇ、キス。



女抱くので、こんなに楽しくない想いをしたのははじめてだ。



行為が進むにつれ、女が甘い声を出しベッドをきしむ音が激しくなる。





―――はぁ。早く終わらねぇかな。