その頃、ソフィアも
裏門から出ようとしていた。

純太の告白され頭の中は空っぽ。
そんな感じでボーっと歩いていた。


「おい、おまえ!!」


どこの誰だか知らない女が
ソフィアを引き止めた。
しかしソフィアは
答えることなく素通りした。


「おいっ、待てや!!」


女がソフィアの肩を掴んだ。


「んんっ!?」


肩を掴まれてやっと立ち止まるソフィア。