結城は一つ確信した。


「もしかすると、」


結城は小屋に戻り、散策して見ることにした。



すると小屋の柱に、何かで彫られている文字に気が付いた。


そこには二人の女性の名前が彫られていた。


一人は聞き覚えがない名前だったが、もう一人は知っている名前だ。


「そういうことか…………、」


結城の考えは核心へ完全に一致した。



「そうだったのか。犯人はあの人だ、」


結城はそう呟いた時、ケータイ電話に着信があった。