「何それ、あたしが犯人だとでも言いたいの?あたしを疑っているわけ?」


「そう言うわけじゃありません。みんな事情聴取は受けてもらうはずです」


「嫌よそんなの!!警察が来るのなんていつか分からないのに!!」


と叫び、駆け出した。


「まかろんさん?!」


結城はまかろんを止めるため、追いかけたが、まかろんは荷物さえ持たず、バイクのキーだけ持ち逃げし、外に出た。