徹と結城は叫び声が聞こえてきた方に駆け込む。 叫び声は風呂場からのようだ。 そこには腰を抜かした夢追い太郎が目を見開き、身体を震わせていた。 すると叫び声に反応し、まかろんも駆け付けてきた。 「どうしたの、また?!」 と騒ぎ立てる。 夢追い太郎が指を指す。 「朝風呂……入ろうかと思ってきてみたら、ドア越しに人影があったから誰かいるのか確認してみたんだ……。そしたら、」 全員が指差す方を見る。